データに基づくアクションにより、適切なユーザー体験を促進
こんにちは、WalkMeのSです。久しぶりの投稿となります。 今回はWalkMeとCelonisのそれぞれの良さを生かした相互連携によるアダプションについてご説明します。 WalkMeは昨年、Celonis社とのパートナーシップを発表しており、国外国内問わず、WalkMeとCelonisとの連携により、お客様の業務プロセスの最適化と、デジタルへの投資の最大化を可能にするソリューションをご提案しております。WalkMeとCelonisの連携によるアダプションとは
WalkMeとCelonisを相互に連携させることで、非効率な業務プロセスを特定し、改善を促すCelonisのEMS(Execution Management System)と、WalkMeのデジタル・アダプション・プラットフォーム(DAP)の双方の強みを連携させることで、必要なアクションをユーザーに促し、適切なユーザー体験とビジネス成果を生み出せるようにすることができます。
WalkMeとCelonisの連携による効果
連携のしくみ
Celonisで、プロセスにおける非効率な部分の特定、影響範囲の定量化、改善の優先順位付けを行い、その後、WalkMeのアプリ内ガイダンス、エンゲージメント、自動化を利用することで、業務の流れの中でリアルタイムに従業員のニーズに対応できます。
連携ステップは以下の通りです
1.アプリケーション全体のワークフローを分析
Celonisのプロセスマイニングで、対象となるアプリケーション全体のワークフローを分析し、複数のシステム間で業務がどのように実行されているかを把握します。
2.非効率なプロセスを特定
問題のある部分を特定したら、Celonisで影響範囲を定量化し、対応の優先順位を付けます。
3.必要なアクションを提示
優先度に合わせ、WalkMeのガイダンスを自動的に呼び出したり、APIを利用しWalkMe Workstationの機能でユーザーにアクションの必要性をプロアクティブに通知します(通知内容にWalkMeガイダンスの起動トリガーを配置)。
4.ビジネス成果の達成を促進
CelonisやWorkstationの通知内容から起動されたWalkMeのアプリ内ガイダンスや自動化処理が、従業員が業務の流れの中で望ましい成果を達成できるよう後押しします。
さいごに
今回は、従業員のニーズにリアルタイムに対応し、ビジネスの成果を最大限に達成を促すことができる、WalkMeとCelonisの連携によるアダプションについて、ご紹介いたしました。
以下のイメージビデオをご覧頂くと、より具体的なイメージもお持ちいただけることと思います。
デジタルツールの利用状況調査
レポート2023
デジタルアダプションの鍵は「ユーザー定着化」にあります。デジタル庁が掲げる「誰一人取り残さないデジタル化」には、何が必要なのか。真のデジタル変革を加速する上で必要な要件について解説します。