※本プレスリリースは2022年5月23日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
内容および解釈については英語版が優先されます。

 

デジタル・アダプション・プラットフォーム（DAP）のリーディングカンパニーであるWalkMe Ltd.（NASDAQ：WKME）は、業務実行管理（Execution Management：業務実行管理システム）のグローバルリーダーであるCelonisとの戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。WalkMeのDAPソリューションとCelonis EMS（Execution Management System）のリアルタイムプロセス最適化機能を組み合わせることで、業務プロセスを最適化し、デジタル投資対効果を最大化することが可能となります。

 

今回のパートナーシップにより、デジタルトランスフォーメンションを推進する両社共通の顧客企業は、企業内で実行できていない業務プロセスを特定し、優先順位をつけて対応できるようになります。企業は、非効率であると特定されたプロセスを自動修復するか、または、従業員に対して適切なタイミングで適切なアクションをシステム内で指示できるようになります。また、ビジネスプロセスは、WalkMeのフロントエンド自動化機能またはCelonisのバックエンドAPI連携によって、自動化することができます。

 

WalkMeとCelonisを同時に導入することで、顧客企業はCelonisの業務実行管理システムを活用して、複数のシステム間で業務がどのように実行されているかを把握し、プロセスにおける非効率な部分の特定、影響範囲の定量化、優先順位付けと改善を行えるようになります。これらのインサイトを活用することで、WalkMeを適用し業務プロセスの効率化を改善させるべき多数のデータポイントを読み解くことが可能となります。

 

さらに、既に使用しているアプリケーション内で判明したプロセスの非効率な部分に対して、WalkMeを使って本来あるべき利用方法のガイダンスをリアルタイムで提供し、業務の効率化を向上させることができるようになります。また、WalkMeのオーバーレイとデータ分析機能により、複数のアプリケーションを横断するユーザーの行動遷移を分析し、この分析データをCelonisで活用することで、システムデータベースのプロセスモデルを、フロントエンドのユーザージャーニーのデータを用いて確認することができ、次に改善すべき部分の特定につなげることが可能となります。

 

今後も、WalkMeとCelonisは、企業が、企業内の業務プロセスをより的確に把握し、そのインサイトを活かしてデジタルイノベーションを加速させ、適切なアクションを実行し、ビジネス変革を実現させるサポートをしてまいります。

 

■WalkMe 最高事業開発責任者 Amir Farhiのコメント
デジタルトランスフォーメーションを進める上での課題の一つは、常に変化し続ける業務プロセスに、ユーザーが柔軟に対応できる環境を整え提供することです。今回のWalkMeとCelonisのパートナーシップにより、煩わしい作業を自動化させ、営業プロセスの最適化、顧客満足度の改善、そして営業利益率の向上を実現することが可能となります。

 

■Celonis ソリューションエンジニアリング上級副社長 Gunther Rameseder氏のコメント
DX成功の秘訣は、データを最大限に活用することにあると確信しています。今回のWalkMeとCelonisの強力なパートナーシップは、データがいかに業務プロセスの変革を支えているかを改めて強調するものです。非効率な業務プロセスを特定し改善させるCelonisと、シームレスなユーザー体験のデザインと自動化を実現するWalkMeを組み合わせることで、企業はビジネス変革を加速し、より高いパフォーマンスを実現することができるようになります。

 

■Nestlé シニアグローバルプロダクトマネージャー Greisy Flores氏のコメント
ネスレの業務プロセスの最適化において、CelonisとWalkMeは欠かせない存在です。両社はそれぞれの分野で高い評価を得ており、その組み合わせは素晴らしいビジネスバリューを提供してくれています。今後も、CelonisとWalkMeの連携によって実現されるメリットを享受できることを期待しています。

 

■Futurum Research 創立設立者兼主席アナリスト Daniel Newman氏のコメント
CelonisとWalkMeのパートナーシップは、両社の成長を確固たるものとする重要なものであり、また共通の顧客にとっては業務効率化と生産性向上の実現を期待させるものです。現在、「業務を鈍化させる複雑なプロセスを排除する」ことが最も重視されています。WalkMeとCelonisの協業は、お互いに補完し合う技術を組み合わせることで、これらの課題を克服し双方に利益がある状況を生み出すものです。

 

■米国リリース原文はこちらをご覧ください。

 

■WalkMeとは
WalkMeのクラウドベースのデジタル・アダプション・プラットフォームを活⽤することで、組織は業務アプリケーションの活⽤状況を分析・改善・運⽤し、デジタルトランスフォメーション（DX）を加速させるとともに、投資対効果を最⼤化させることが可能となります。WalkMe独⾃の技術によるコードフリーのプラットフォームは、経営者やビジネスリーダーにシステム活⽤状況を可視化し、また、従業員や顧客のユーザー・エクスペリエンス、⽣産性、効率を向上させます。

 

■WalkMe Ltdについて
ソフトウェア（SaaS）活⽤の本来の⽬的達成や効果創出に貢献し、誰もが迷いやストレスなくデジタルシステムを使いこなすことを可能とするデジタル・アダプション・プラットフォーム（DAP）を世界で初めて提供したWalkMeは、2011年に設⽴されました。2021年には、NASDAQに株式公開を果たしました。現在、WalkMeは160カ国以上のユーザーに利⽤され、フォーチュン誌が選出した上位10社の8割の企業を含む、約2000社の企業がWalkMeを採⽤しています。2019年2⽉にWalkMe株式会社を設⽴。