はじめに
この連載ではWalkMeエディタを利用したコンテンツ実装方法を
1から(0から?)順にご案内しています。
ただ「今すぐにでもWalkMeをゴリゴリ使っていきたい」と言うお客様には
クイックにWalkMeの利用が可能な豊富なテンプレート集をご用意しています。
しかもタダ(無料)です。
今回はそちらのテンプレート集である、
Solution Gallery
Solution Accelerator
をご紹介いたします。
Solution Gallery
Solution Galleryでは対象のシステムを問わず幅広く利用可能な
プロセス、ツールチップ機能、ポップアップメッセージなどの
テンプレートが揃っております。以下のビデオでテンプレートがご覧いただけます。
代表的なものをご紹介しましょう。
Assist with new or difficult processesテンプレート
こちらのテンプレートは英語だと難しそうなのですが、
業務プロセスをガイドするための、スターターセットとご理解頂ければと思います。
以下のビデオをご覧ください。
ダウンロードしますと、3つのアイテムが同時にダウンロードされます。
ポップアップ(”シャウトアウト”と言います)が用意されていますので、
必要な文言を変え、ポップアップを表示したいURLを指定します。
さらに、ポップアップのボタン(Get Started)から起動できる
スマートウォークスルーも指定されていますので、
必要なステップを作っていただくことで、すぐに利用可能です。
Remote Work Workout Tipテンプレート
こちらのテンプレートはリモートワークにおける、
ワークアウト(体操)のTipsテンプレートです。
3つのワークアウトのポップアップが入っております。
このようなデザインされた画像を1から作るとなると時間もコストもかかりますが、
こちらを使って頂くことで、デザインされたコンテンツをすぐにリリースできます。
Solution Accelerator
Solution Acceleratorは対象システムごとに事前に作成されたテンプレート集です。
現在は、以下のシステムのテンプレートをご用意しております。
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- Salesforce Lightning
- Sap SuccessFactors
- Workday
- Oracle HCM
- Dynamics CRM
-
例えば、Salesforce Lightning向けのテンプレートは
既に約30セット用意しております。
以下のビデオでご紹介しているのは
2021/6現在のSalesforce Lightning向けのテンプレートのリスト状況です。
1つのテンプレートには必要なWalkMeのコンテンツが纏まって同梱されているため、
例えば、日本のユーザー向けには文言を日本語に変えるなどしていただければ
そのまま纏まり(ソリューション)として利用可能です。
一つ見てみたいと思います。
Salesforce Lightning用のテンプレートとして”Create a Chatter Post”と言う、
Chatter(Salesforce内でのメッセージツール)をガイドしたり
補足情報を表示するテンプレートがあるため、こちらを利用してみます。
テンプレートを利用する場合は、テンプレート選択し、
”こちらを使用”(一度利用したことがある場合は”再度使用”)をクリックし
ダウンロードするだけです。
以下のビデオの通り、ダウンロードしたソリューションをそのままプレビューすると
ボタンが現れ、ガイダンス(スマートウォークスルー)の動作を確認できます。
言語は英語になっておりますが、文言は適宜日本語に変えて頂き、
必要に応じて画像などを入れていただければ、このままクイックスタート可能です。
いかがでしたでしょうか。
今回は”番外編”と題しまして、WalkMeのテンプレート集である、
Solution Gallery
Solution Accelerator
をご紹介しました。
次回は、番外編その2として、
自分でテンプレートを作成し、さらに公開する機能
について紹介させて頂きます。
■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■
第三回:ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor
第四回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part1
第五回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part2
番外編:WalkMeでクイックスタート! テンプレート集のご案内(本記事)
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