WalkMeの機能の豊富さ
WalkMeはデジタルアダプション領域では他の追随を許さない、
機能性を保持しているにもかかわらず、
毎週のように大小様々な機能の追加や改善が行われています。
これは、WalkMeがグローバルで数百名規模の開発メンバーを抱え
開発を重視していることと、
創業からすでに10年以上経つことによる経験・積み重ね・実績があるからです。
よく既存のお客様やご検討中のお客様からも、
「WalkMeは痒いところに手が届きますね」
と言う表現でご評価いただくことも多いです。
デジタルアダプションに必要な機能の豊富さ
一口に機能と言っても、いろいろな種類がございます。
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- エンドユーザーが利用するガイダンス、ツールチップ、ポップアップのような基本的な機能
- 管理者がコンテンツ作成に利用する機能(コンテンツ作成ツール、テンプレート集、Visual Editorなど)
- 分析や改善に利用する機能(管理者の階層に応じたダッシュボード、レポーティングなど)
- それらを支えるコア技術やサービスとしてのセキュリティ
これらはデジタルアダプションを考える上で深みの部分であり、
WalkMeがその価値を提供するために、
歳月をかけて蓄積したラインナップとなっています。
(この深みの軸に加えて広さの軸がありますが、広さについてはまた別の機会に!)
豊富な機能のための複雑さ
一方、どのSaaS製品(特に海外製品)にも言えることかと思いますが、
機能が豊富であるための複雑さを、
デメリットとしてあげられることが多いのも事実です。
国内製品ではなく、海外製品であるための取っ付きにくさも、
余計にそう言う印象を与えている可能性もございます。
(そのためローカライズやインターフェースの改善なども順次進めております)
ただ、正直なところ全ての機能を使いこなす必要はありません。
(私自身も全ての機能を事細かに正確に理解しているわけではありません。汗。)
その意味を次から考えてみます。
Digital Adoption Platformの本来の導入目的は?
WalkMeをご選定・ご利用いただく上で、目的としていることは何でしょうか?
よくお伺いするのが、
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- ユーザーの迷いを軽減させたい
- 業務プロセスの正しいオペレーションをガイドしたい
- マニュアルをなくしたい
- 正しいデータを入力させたい
- 問い合わせをなくしたい
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これらの導入目的の多くが、言い換えると
エンドユーザーに『対象システムの操作』を覚えさせたい
『対象システムの操作』間違いを減らしたい
という目的であることが多いです。
一方、WalkMeを利用しようとしている対象システムの導入目的は何でしょうか?
たとえば顧客管理のシステムであれば
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- 顧客管理を正確に実施し正しいセールス活動を行い売り上げをXXX円達成する
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人事システムであれば
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- 全社の人材データを一元的に正確に管理し正しい人的リソースの配置を行う
- それにより社員のキャリアプランに沿った育成を行うことで企業価値を向上する
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経費精算システムであれば
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- 経費精算ルールの徹底と電帳法の改正に則った・・・する
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などです。
このように、Digital Adoption Platformを導入する対象となるシステムの
本来の導入目的
を考えると、
『対象システムの操作』をユーザーが覚えたり正確に把握することが
本当に必要なんでしょうか?
操作を覚えるためのWalkMeコンテンツとそうでないコンテンツ
操作を覚えるためのWalkMeコンテンツ、と、そうでないWalkMeコンテンツ
どんな違いがあると思いますか?
例えば以下のようなシチュエーションを想像してみてください。
<シチュエーション>
人事のよくあるイベントとして”結婚”があります。
結婚に紐づくイベントとして”引っ越し”をしたことを想像してみてます。
引っ越しをしたら住所の変更を”人事システム”に入力しないといけないとしましょう。
人生において何度も住所変更をすることはまれですから、
システム上の住所の変更方法(どこで何をすべきか)を確実に覚えている方は
そこまでいらっしゃらないかと思います。
以下は住所変更を人事システムで行う際のWalkMeのコンテンツ例です。
参考までにタイマーを入れています。
動画は最大化してご覧ください。
<操作を覚えるためのWalkMeコンテンツとしてよくある例>
<操作を覚えるためではないWalkMeコンテンツの例>
さぁ、皆さんはどちらがお好みですか??
WalkMeの機能の豊富さの意味
2つのコンテンツの違いどちらが正解というものはありませんが、
WalkMeであればどちらももちろん対応できます。
ただ、人事システムの導入企業の目的に沿ったもの、
と考えると、”映え”てるコンテンツは自ずと決まるのではないでしょうか?
我々はWalkMe(つまりはDigital Adoption製品)をご検討いただく際に、
本来のご検討目的
→対象システムの導入の目的
→自身の所属する企業の目的
これらを正しく理解し、それらを達成するために
必要な打ち手がDigital Adoption Platformとして揃っているか
を、ご検討いただくポイントとしてお勧めしております。
WalkMeを正しくご選定及びご利用頂くために、
そう言った本来の目的や価値を追求し、認識を合わせていただいた上で
WalkMeを評価頂きご利用いただくことを大事としております。
(導入プロジェクトにおいても目的や価値を見失わないためのセッションを行います)
逆に言うと、WalkMeでは、
お客様の企業としての目的や価値を達成するための
機能やツール群を日々追加・改善しご用意している
ということです。
様々なシステムやお客様にご対応できるように、
機能の数はおのずと増え日々進化したものとなっております。
今回は、WalkMeをご選択頂く意味・価値、と題して、
デジタルアダプションツールをご検討頂くために考慮いただくべき内容を
少しご紹介しました。
■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■
第三回:ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor
第四回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part1
第五回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part2
第六回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part3
第七回:WalkMeをご選択頂く意味・価値(本記事)
■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ(番外編)■
デジタルツールの利用状況調査
レポート2023
デジタルアダプションの鍵は「ユーザー定着化」にあります。デジタル庁が掲げる「誰一人取り残さないデジタル化」には、何が必要なのか。真のデジタル変革を加速する上で必要な要件について解説します。