私たちは、大規模で不可逆的なディスラプションのさなかにいます。

あらゆるインダストリがかつてないほどのスピードで変化を遂げており、「ネクストノーマル」の段階にあります。デジタルトランスフォーメーションに遅れをとっている企業が他の企業に追いつくことは、動いている列車を追いかけるようなものです。

つい最近までは、テクノロジーに関する問題は全てCIOの責任でした。それが今では、ビジネスのあらゆる局面でテクノロジーの能力向上が求められています。

 

目次

1. デジタルトランスフォーメーションとは
2. なぜDXはプライオリティが高いのか
3. DXに必要な新しいマインドセット
4. デジタルIQはゲームを制する
5. DXの最大の障害とは
6. ソフトウェア導入での考慮点
7. 成功のカギを握るのはトレーニングとサポート
8. 自信をもってデジタルトランスフォーメーションに取り組む

1. デジタルトランスフォーメーションとは

デジタルトランスフォーメーションは耳慣れた言葉になりましたが、その本当の意味までは同じだけ理解されているとは言えないでしょう。

この言葉は「進化し続けるデジタルの世界に合わせて、組織全体のあらゆる業務を再構築する取組み」と定義することができます。具体的な内容としては、強固なデジタル戦略の採用、新しいテクノロジーの導入、デジタルツールによるカスタマーエクスペリエンスの向上などが含まれるでしょう。

デジタル的に成熟するということは、どこか決まった地点に到達したところで完了できるタスクではありません。変化する環境へ継続的に対応し続けることが要求されるものです。

多くの要素が企業のデジタルトランスフォーメーションの後押しをしてくれます。

中でも、新しいテクノロジー、発展途上のデータや分析ソフトウェア、新興のデジタル企業、そして顧客の要求は、強力な影響力を持っています。

革新的なデジタルツールの導入を成功させなければ、企業は競合他社に追いつくことができなくなります。

2. なぜDXはプライオリティが高いのか

革新的な新企業が生まれ、競合企業がデジタル化する中で、顧客獲得競争はかつてないほど激化しています。

テクノロジーによる改革を先延ばしにすれば、よりよいサービスを求める顧客の要求を満たすことが難しくなり、企業の存続も困難となります。

COVID-19以降、企業はリモートワークから非接触型サービスへの大規模なシフトを行っています。

WalkMeの社長兼共同設立者であるRaphael Sweary氏は、このように述べています。

「テクノロジーの優先順位が変化していることは明らかです。COVID-19以前の企業は、『あったらいいな』という技術を試していたかもしれませんが、今日ではコアビジネスに不可欠なもの以外は、全て捨てなければなりません。自社のニーズに合った適切な技術を見極めた企業が成長していくでしょう」

3. DXに必要な新しいマインドセット

このデジタル時代に成功するためには、新しい精神的枠組みをが必要です。変化を、始まり、中間、終わり、といったプロセスと考えるのではなく、常に変化するものと考えなければなりません。

変化を受け入れる文化を構築するには、ビジネスアジリティと適応性を企業価値に組み入れる必要があります。

さらに、新たなリーダーシップ特性も必要です。

ポストDXのリーダーとして最も重要な特性は、透明性とコミュニケーション、説明責任(アカウンタビリティ)、学習に対するオープンな姿勢、そしてイノベーションの精神です。

常に戦略的でありながら柔軟であり、説明責任と信頼を示す姿勢が要求されます。

4. デジタルIQはゲームを制する

テクノロジーの発展が加速するにつれ、ついていくのは困難になります。

PwCが発表した最新のデジタルIQレポート(英語)によると、ソフトウェアへの投資から一貫してROIを生み出すことができるのは、「トランセンダー」と呼ばれる調査対象企業のわずか5%であることがわかりました。

報告書によると、デジタルに優れたトランセンダー企業は、次のような点で優れているそうです。

・ 変化を強制する (口にするだけで終わらない)
・ デジタルは個別の施策ではなく、企業戦略そのものである
・ テクノロジープロセスやオペレーティングモデルへの投資額が他社よりも33%多い
・ スキルアップへの投資が多く、63%がオンボーディングプロセスの完成度を高めることに注力している
・ トランスフォーメーションに終わりはないことを理解し、構築し続けることにフォーカスしている

5. DXの最大の障害とは

人は変化を恐れる。それが本質です。

すべてがうまくいっているように見えるとき、新しいことを導入するのは怖いものです。

何かを変えて失敗したらどうするか?新しいプロセスやルール、ソフトウェアが必要になるかもしれないし、日常業務がより困難になるかもしれない。

組織が変化しようとしているときには、こういった考えが従業員の頭に浮かびます。特に、その変化が新しいテクノロジーの導入を伴うものである場合には、その傾向が強くなります。

デジタル・トランスフォーメーションの取り組みを頓挫させる障害の中でも、人の要素は最も大きなものです。

変化への抵抗は、克服すべき最も重要かつ困難な課題です。

デジタルトランスフォーメーションの取り組みをスムーズに進めるためには、変化は脅威ではなく機会であることを従業員に理解してもらう必要があります。

何が変わるのかを明確にして、一貫したコミュニケーションを取ることが大切です。アイディアを従業員に提供してもらい、変革が始まったらフィードバックを提供します。

従業員を議論のテーブルに着かせることで、洞察を提供し、変革のイニシアチブを支持してくれるようになります。

6. ソフトウェア導入での考慮点

人事の課題に加えて、ソフトウェアの選択と導入にも当然課題があります。

ソフトウェアを選択する前に、経営者が考慮しなければならない重要な点がいくつかあります。

1. ソフトウェアで解決したい課題は何か

2. ソフトウェアに備わっているべき機能は何か

3. 組織の成長を考慮した拡張性があるか

4. ソフトウェアのセキュリティ機能は十分か

5. ユーザーにとって最も重要なことは何か

6. プラットフォームはどのようなデータを生成し、それをどのように活用できるのか

7. 予算はどのくらいか

8. 社員にはどのようなトレーニングが必要か

7. 成功のカギを握るのはトレーニングとサポート

デジタルトランスフォーメーションに向けて、社員の準備には万全を期しているかもしれません。しかし、いざ新しいソフトウェアを導入しようとしたときに、トレーニングが不十分だと、それまでの努力が無駄になってしまいます。

デジタルトランスフォーメーションを成功させるためには、効果的なトレーニングが不可欠です。

これがないと、従業員はイライラしたり、やる気を失ったりします。効率的に仕事をこなすことができず、全体的な生産性が低下してしまいます。

集合研修でのセッションやウェビナーなどの従来のトレーニングモデルは、もはや現在の企業パラダイムには適合しません。それよりも、必要な時に必要な内容のガイダンスを提供するツールの方が効果的です。

デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)は、ソフトウェアのオンボーディングツールとして効果的であることが実証されています。DAPは、ユーザーのつまづきポイントを自動的に検出し、リアルタイムでナビゲーションを提供することで、あらゆるプラットフォーム上のタスクを簡単に実行できるようにします。また、DAPは導入後も継続的にサポートを行うことで、忘れてしまうようなことを防ぎます。

8. 自信をもってデジタルトランスフォーメーションに取り組む

業界を問わず、デジタルトランスフォーメーションがビジネスの戦略上の必須事項であることは誰もが認めるところです。問題は、変革するかどうかではなく、どのように変革するかです。

大きな変革には、強力なリーダーシップとアジリティ、そして勢いが必要です。企業文化を進化させ、従業員の賛同を得るのは、リーダーの仕事です。適切なデジタルツールを選択し、最高のトレーニングを提供しなければなりません。

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WalkMeではデジタルトランスフォーメーションの成功のカギとなるデジタルアダプションプラットフォームのご提案を行っています。
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