DAPの10年間の歴史と、今後10年のマイルストーンとは

WalkMeがイスラエルでIPOを実施してから1年以上が過ぎた先日、私は米国チームとカリフォルニアでお祝いを開きました。このイベントは、コロナ禍のために開催が延期されていましたが、待つだけの価値は十分にありました。昨年の株式公開はそれだけ重要なマイルストーンだったわけですが、最終的にはお祝いのムードを長く楽しめることとなり、とても嬉しく思っています。チーム一丸となって大きな目標を達成したことを思い出すひとときとなっただけではなく、さまざまなことをじっくりと考える良い機会になりました。

デジタルトランスフォーメーションを紐解く:リーダーのためのプレイブック

私たちは、大規模で不可逆的なディスラプションのさなかにいます。

あらゆるインダストリがかつてないほどのスピードで変化を遂げており、「ネクストノーマル」の段階にあります。デジタルトランスフォーメーションに遅れをとっている企業が他の企業に追いつくことは、動いている列車を追いかけるようなものです。

つい最近までは、テクノロジーに関する問題は全てCIOの責任でした。それが今では、ビジネスのあらゆる局面でテクノロジーの能力向上が求められています。

デジタルディスラプションからデジタルアダプションへ

デジタルアダプションのカテゴリークリエーターであるWalkMe がARRで1億6000万ドルを突破、市場の未来を予測

 

※ 本記事はWalkMeが発表したプレスリリースの翻訳です


サンフランシスコ、2021年2月4日 /PRNewswire/ — デジタルアダプションのリーダーとして、世界で最も急速に成長しているソフトウェア企業の1つであるWalkMeは、Forbes Cloud 100に5年連続でランクインするなど重要な節目を迎え、2020年のデジタルトランスフォーメーションのトレンドについて、世界のテクノロジー業界全体についてのインサイトを発表しました。

 

WalkMeは、Everest Groupが実施した「Digital Adoption Platform (DAP) Products PEAK Matrix® Assessment with Technology Vendor Landscape 2020」によると、Digital Adoption Platform (DAP)市場で世界の収益シェアの半分以上を占めています。同社は成長を続けており、2020年の年間経常収益(ARR)は1億6,000万ドル以上に達しました。Forresterコンサルティングが実施したTotal Economic Impact調査では、WalkMeを利用している企業組織は、3年間のROIが368%であったことが明らかになりました。

 

WalkMeは独自に収集したデータから、市場の動きに関してユニークなインサイトを発表しています。そのうちの1つがCIOの役割に関するものです。CIO配下の部門は、ソフトウェアのROI実現やビジネスの継続性の確保などの役割を持つようになり、CIO自身は従業員のメンタルヘルスと生産性を守るため人事部と連携して分散した従業員のオンボーディングとトレーニングに関わるようになりました。

 

WalkMeの社長兼共同創業者であるRafael Sweary氏は「テクノロジーは組織のウェルビーイングに影響を与えるが、2020年にはこのことが強く感じられた」と述べ、「CIOは通常通りのビジネスを確実に行うために、従業員のエンゲージメントに関し、データに基づいた判断基準を持ちたいと考えています」と付け加えています。WalkMeのデジタルアダプションプラットフォームを利用することで、CIOは新たな障害を克服し、デジタルトランスフォーメーションを高いスピードと規模で実行することができます。

 

コロナ危機を乗り切る:ビジネスを継続させるために WalkMe が実践した5つのポイント

世界中の企業と同様に、私たち WalkMe も新型コロナのパンデミックによる混乱の影響を受けてきました。世界中の WalkMe のオフィスはリモートワーク環境に移行し、各チームは、お客様の期待するサービスレベルを維持し、業務の生産性を維持するために適応しなければなりませんでした。

デジタルファーストのグローバル企業として、WalkMe は常にリモートワーク環境を推奨してきましたが、世界的なパンデミックによって急速な適応を余儀なくされることを正確に予測することはできませんでした。そこで、緊急情報の伝達と刻々と変わる状況への変化に対応するために、当社のソリューションであるデジタルアダプションプラットフォーム WalkMe を活用しました。

この危機を乗り切り、ニューノーマルに移行するためのベストプラクティスを、WalkMe のマーケティングディレクター Liz Gilliam がまとめます。

 

コロナ危機においてビジネスを継続させるために WalkMe が実践した5つのポイント

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(本記事は、「THRIVING THROUGH DISRUPTION: WALKME’S TOP 5 BUSINESS CONTINUITY TAKEAWAYS」の抄訳です。)

Focus on the Future: ネクストノーマルへの夜明けは、あなたが思うよりも明るい

Rafael Sweary
President and Co-Founder of WalkMe, the World’s First Digital Adoption Platform

(原文:https://www.linkedin.com/pulse/focus-future-dawn-next-normal-brighter-than-you-might-rafael-sweary/

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この数ヶ月間、私は、世界中の皆さまと同じく、新型コロナの影響の大きさを経験しました。この出来事はすべての人に影響を与え、私たち個人や企業は、これまで当たり前だと思っていたものについて、再考し、戦略の見直しを余儀なくされています。私は先日、フォーブス誌で、「人を第一に考える」ことが「ネクストノーマル」における事業継続性にいかに重要かについて、私の考えを話しました。本記事では、危機から新時代の幕開けに向けての転換点について話したいと思います。何が変わったのか、ネクストノーマルにおけるビジネスはどう変わるのか、考えてみましょう。

混乱の状況について考えた時、これ自体は、私たちが思っているほど怖くないのかもしれません。私は、長期的にはビジネスの規範を変える4つの大きな変化が起こると考えています。