セールスエンジニアによるWalkMe本社訪問:イスラエルへの旅#2

イスラエルへの旅:本社会議編

カルチャーWalkMeの開発現場に触れた旅

 

こんにちは、WalkMeのSです。

中東の熱戦のニュースに興奮冷めない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

イスラエルへの旅の続編です。今回は本社での会議の様子を中心に報告します。

前回のブログはこちら

本社での会議の計画

前回のブログでも記載した通り、今回の大きな目的の一つはコネクション作り

そのための会議を毎日たくさん詰め込もうと、出発前から計画を立てていました。

とは言え、イスラエル人(と言うか日本人以外?)の、良く言えば”おおらかさ”、悪く言えば”適当さ(日本人から見たら)”から、急な変更(ドタキャンとも言う)を十分想定し、バッファを含めたスケジュールとしていました。

<出発前に計画していたスケジュールの一部>

 

また、イスラエルでは通常日曜から木曜が稼働(営業)日、金曜と土曜が週末となります。

これは、ユダヤ教のシャバット(安息日)が、金曜の日没から土曜の日没までと設けられているためで、公共交通機関は止まり、電化製品は原則つけない(=ボタンを押すような行為はしない)など、日本ではまったく考えられない習慣が、ごくごく日常として存在します。

「金曜なのに休んでるのかよ」と言いたくもなる時は正直あるのですが、現地でシャバットの間に、人も車も少なくなる雰囲気を体感したので、それはちゃんとリスペクトしないといけないな、と、今は思っております(シャバットの間の人の少なさは、お盆や正月の朝の東京の風景に近いイメージです)。

また、リモートワークが主のため、オフィスに担当者が来るタイミングも見計らわねばならず、日本出発前に確定できていたスケジュールは7,8割程度、あとは現地で調整といった感じでおりました。

結果的に、現地に着いてから、いろいろな変更や想定外のこともあったものの、予定していた面会はすべてこなすことができ、予定外のメンバーとも会議をすることもできました。

※筆者Sは滞在3日目から発熱が・・・(T_T)。そのためホテルからのリモート参加を余儀なくされておりました。やっとの思いで現地訪問したにもかかわらず隔離を余儀なくされ、正直かなり落ち込みましたが、現地のメンバーが非常に心配してくれ、且つ”掴みネタ”として心の距離を埋めることにはなりましたので結果オーライ

<隔離中に現地のメンバーがホテルに届けてくれた軽食>

真ん中は生姜ジュース。元気の素のようなのですが、すごーく辛かったです。。。

WalkMeのR&D

WalkMeはグローバルで1200人程度の社員がおりますが、R&Dとして所属しているメンバー300人弱となり、つまり社員の4分の1がプロダクト及び開発に携わっております。

”300人の人間が携わる規模感&スピード感”と言うところを考えると、デジタルアダプション業界の先駆者で常にいられることも、頷けるのではないでしょうか。

現在、WalkMeではData Action Experienceのコンセプトのもとに、”デジタルアダプションの”プラットフォーム”としてのWalkMe”を皆様に提供しております。

プロダクト及び開発チームも、Data Action Experienceの大きく3つに分かれ、さらにその中で個々の製品に細分化されるチーム体制をしいております。

分け方としては、下記のようなイメージです。

    • Data:データ分析のソリューション(Webアプリの要素検出技術も含む)
    • Action:コンテンツ構築・管理者向けのソリューション
    • Experience:エンドユーザーが触るクライアント側ソリューション

プロダクトチームには主に以下を話してもらいました。

    • チーム・組織構成
    • 担当しているソリューションの範囲
    • 担当ソリューション概要及び今後のロードマップ

日本からは以下を説明しました。

    • ソリューションに対するフィードバック、質問、リクエスト
    • 日本のお客様の特色などのインプット

ロードマップについてこのブログで公開できる情報は残念ながらございませんが、日本からのインプットとして、フィードバックやリクエスト、そして一番大事なのは、日本のお客様の特色について、しっかりを説明をして参りました。

これまでも、特に日本のお客様が求める品質、Zoom越しやテキストベースなど利用して何度も、について伝えてきましたが、対面であえて強くインプットしてきました。

今後のWalkMeがさらに次のステージに進むためにも、日本のレベルの高いお客様の求める品質に製品として応えていくのはマストで、それは本社及び日本チームとしても共通の理解をしました。

今後のWalkMeの製品展開及び品質に、これまで以上に期待が持てるディスカッションができたと思います。

<プロダクト開発メンバーとのディスカッションの様子>

 

<プロダクト開発メンバーとの集合写真>

たくさんあるのですが、ほんの一部のみ。

背後で誰かがピースしてます。

WalkMeの創業メンバー

創業メンバーである、Rafi及びDanとも直接会って話をすることできました。

今回の裏テーマとしては”創業者に生で触れる”と言うこともありましたので、Zoom越しにしか感じれなかった彼らの空気感を肌で感じ理解することができました。

常に情熱を持って熱く語ってくれるRafi、テッキーでありながらビジネスのことをしっかり考えているDan、二人からは独特なオーラや自信を感じることができました。

彼ら2人が唯一無二のWalkMeと言うプロダクトを作り出してくれたことに、本当に感謝です。

<創業者Rafiと楽しくWalkMeポーズで2ショットを撮る上司>

 

その他各部門ロールとの会議

今回、とても感じたのは、月並みではありますが、やはり、Face 2 Faceで会うことの重要性、でした。

リモートワークが主でありながらも、一度でも二度でも良いので、会っておくことで築ける信頼関係というのは、国籍問わずに大事なことだと感じることができました。

むしろ国籍を越えてだからこそ、特にどこの国からも距離も心も遠く見られがちな日本人だからこそ、必要なのかもしれません。

その証拠に、どの部門のメンバーも、それぞれが相当な熱量を持って、遠い遠い極東から来た我々を暖かく向い入れてくれ、1時間程度では全く足りなくなるくらい、様々な話をしてもらうことができました。

会議ではなく、ランチや立ち話でのみお話しした方もたくさんいたのですが、誰もが何らお題もないのに、ずっーーと興味を持って喋ってくれ、沈黙が発生した時間は1秒も無かった気がします。

<社内外のKBの整理や情報共有を一手に対応してくれているチームとの集合写真>

またもや背後に・・・

 

出張後の後処理を忘れずに

出張に行ったら、お土産話だけでなく、次へのステップにつなげないといけません。

前回のBlogで写真を載せた壁時計もそんな中の一つの小さなステップですが、それよりも何よりも、日本のお客さまに正しくWalkMeをお届けし、最大限に活用して頂くべく、Nextステップを整理し、現在順次対応しております。

いろいろな面で次のステージに進んでいきますので、WalkMe及びWalkMe Japanを今後ご期待ください。

<オリーブ山から望むエルサレム>


■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■

第一回:WalkMeを動かすときに必要なことは?

第二回:WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?

第三回:ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor

第四回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part1

第五回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part2

第六回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part3

第七回:WalkMeをご選択頂く意味・価値(本記事)

 

■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ(番外編)■

セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説 番外編

セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説 番外編その2

セールスエンジニアによるWalkMe本社訪問:イスラエルへの旅#1

 

セールスエンジニアによるWalkMe本社訪問:イスラエルへの旅#1

イスラエルへの旅:渡航そして本社へ編

カルチャーWalkMeの開発現場に触れた旅

 

こんにちは、WalkMeのSです。

ブログの更新が全くされておらず「あいつ辞めたんじゃなか」疑惑が起きているとか

いないとか・・・まだまだしぶとく生きとります!

(実は役割もProduct Managerと言うのっぴきならないロールに変わっております)

さて、今回はかなり季節が過ぎてしまったのですが、

夏にイスラエルの本社を訪問してきましたので、そちらをご報告させていただきます。

今回は写真多めの旅ブログです!お付き合いください。

旅の目的

当初”ただの観光”疑惑が取り沙汰されましたが、

このコロナがまだまだ落ち着いていない中で、そんなわけはありません。

日本法人が立ち上がってから、

日本のメンバーが一度もイスラエルに行っていなかったこともあり

(何度もプランはしたのですが、コロナ禍になり難しかった)、

今回は以下の目的を持って計画をしました。1つ目が

本社との強固なコネクション作り

本社のメンバーとは常日頃Zoomでの会議やSlackなどでのやりとりで

コミュニケーションをはかってはいましたが、小難しい話やニュアンスを伝えたり、

日本の課題やお客様のフィードバックを率直に伝えるためには、

対面での会話が必要

だと感じていました。そこには、コロナの壁は当然ありながら、

”言語の壁”もデジタルを通すとどうしても高くなってしまうのは否めず、

他国のメンバーからも「会うと変わるから行った方が良い」と言うのは、

常日頃言われておりました(帰国後その効果をすぐに感じることとなります)。

よって、今回は下記のメンバーに会って対話することを第一目的としました。

      • 創業者(RafiとDan)
      • 各製品ラインのプロダクト責任者
      • それ以外のキーマン(CISOや開発部門以外の各ロールのキーマン)

ちなみに、お近づきの印の

抹茶キットカットやルマンドを始めとする日本のスイーツ

はイスラエルでも鉄板だったと言うことは、忘れずにお伝えしておきます。

 

旅の目的の2つ目は

WalkMeのカスタマーライフサイクルを知る

日本における「WalkMeご提案から導入アフターサポートまで」のライフサイクルは、

まだまだ皆様にご迷惑をおかけすることもございますが(陳謝)、

3年を経てだいぶ形になってきております。

ただ、日本ローカルの文化だけで実施するのではなく、

日本ローカルの良さや日本ローカルのお客様の文化に合わせながらも、

ソリューション開発を実際に行っている本社が実施ししているメソッド

を正しく理解し、取り入れることは、

ソリューションを正しくご提供するため

には大変重要なことです。

よって、このタイミングで改めて、各ロールごとの役割を理解し、

WalkMe本社が実施するカスタマーライフサイクルを理解すること

を、第二の目的としました。

 

そして3つ目は

プロダクトのロードマップ(公になっていないこと)を聞き出す

これは、第一目的と密接に関わりますが、

やはりデジタル越しに伝わる情報は、ある程度確定した情報であることが多く、

「実はこんなことを考えている」や「これはできない、難しい」などの

率直な担当者の意見や感想を聞き出すのは難しいのが現実でした。

そこで、コネクションをしっかり作っていく中で、

言ってみれば「裏情報」を取り、さらに、

日本のお客様のフィードバックやリクエストを直接肌身で伝える

ことを、第三の目的としました。

<今回のイスラエルの旅の目的をプレゼンした際のスライド(Meetが多い)>

いざイスラエルへ!

WalkMeはイスラエル発祥の会社でありプロダクトですが、

未だ本社はテルアビブにございます。

日本からテルアビブに行くためには、いくつか方法はありますが、

現在直行便はなく、

一番リーズナブルで時間も早い(乗り継ぎが短い(いや短すぎて怖い))のが、

イスタンブール経由でのトルコ航空の利用です。

※年内にイスラエルのエルアル航空が直行便を作る、と言う噂もあり、早いところ就航してもらいたいところです。

「飛んでイスタンブ〜ル」を口ずさんでしまいがちのイスタンブールは、

昨今のニュースでもあるように、トルコという国の立場を表してか、

東西関係なく発着しているハブ空港であることは間違いないようでした。

<出発リストクイズ:この中にモスクワ近辺の空港が3つ入っています>イスタンブール空港での出発時刻表

フライト時間は、東京からイスタンブールは13時間を超える”修行”ではありますが、

イスタンブールからテルアビブは2時間ちょっとで着きます。

イスラエルに降りると突然ヘブライ語が並び始め、

いよいよ完全アウェーの負けられない戦いがキックオフ!

<きっと”ようこそ”って気持ちを伝えたいはず?>

イスラエルの公共交通機関は、電車、タクシー、バスがありまして、

さらに電動キックボード(日本で言うLUUP)が至る所に置いてありますし、

個人で電動キックボードや電動自転車を使っている人も相当数いました。

事故も多かったそうですが、電動キックボード・自転車専用レーンもすでに作られ、

IT先進国で且つガバナンスをすぐに効かせていることが良くわかります。

<電動キックボードのレンタル>

<電動キックボード&自転車専用レーンをかっ飛ばすWoltのデリバリー>

なお、我々は空港からの移動はタクシー、そっから先もタクシーと、

一番安易な道を選びました。

と言うのも、タクシーは日本より安く使いやすく、

Gett(イスラエルのUber)と言うアプリを利用すると簡単に来てくれますし、

すぐにゴールに連れて行ってくれます。

それはまるで、「アプリの上のWalkMe」かの如く。。。

<Gettタクシー:日本車・ヒュンダイに加えプジョーなんかも多かったです>

なお、到着日は移動以外の予定がなかったので、有名なビーチにも行ってみました。

イスラエル本社、WalkMeの心臓部へ

イスラエルの本社は、

2階建てのビルの2階のフロアを丸ごと借りているオフィスでした。

<エントランス>

初日の最初にChief Of StaffのRoweeさんがオフィスツアーをしてくれました。

彼は実は相当なお偉いさんなのですが、

カジュアルな雰囲気で気さくでナイスガイでした。全く偉ぶらない。

この辺からイスラエルのカルチャーをヒシヒシと感じ始めます。

<繰り返しますが結構偉いRoweeさんにガイドだから国旗を持たせたのは私・・・>

読者の皆様にも、オフィスの雰囲気を感じてもらうために、ここから写真多めです。

<デスクはフリーアドレスではなく原則決まったところに座っているようです>

<会議室には動物の名前が着いてます。GoatやKoalaなど>

<外資系IT企業お決まりのゲームコーナー>

<いろんなところの壁にいろいろなアートが描かれています>

<マニア興奮?すべてのWalkMeグッズを揃えている方のデスクです>

<当日は日曜なのでありませんでしたが、リフレッシュエリアでは毎週月曜に朝食が振る舞われます。>

このリフレッシュエリアでランチ時は、テイクアウトしてきたものを食べるのですが、

チームやロール関係なく、いろんな人が会話にどんどん入り込んできて、

みんなでワイワイ食べているのが印象的でした(写真がなくて残念・・・)。

これこそイスラエルのカルチャーで、

とにかく話が好きでディスカッション好きなカルチャーでした。

(デジタルを挟むと見えなく感じられないものを体験できたのは貴重でした)

<繰り返しになりますが、彼はとても偉いんですが、私にエスプレッソを入れてくれてます。>

<屋上はイベントができるようになっています>

<屋上のインスタ映えスポットです>

 

おまけです。

<リフレッシュエリアに並ぶ壁時計にTokyoがないことに気づき・・・・>

<後日、とにかく偉いRoweeさんにお願いしてTokyoを加えてもらいました>

こんなことも進んでやってくれて感謝しかない・・・(写真をご自身で撮っている)

さて、今回はこれまでの実装解説からは遠く離れてしまいましたが、

イスラエルへの旅#1をお送りしました。

次回をお楽しみに! きっとすぐ書きます(笑)

 


■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■

第一回:WalkMeを動かすときに必要なことは?

第二回:WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?

第三回:ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor

第四回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part1

第五回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part2

第六回:WalkMe エディタ(Editor)によるコンテンツ作成 Part3

第七回:WalkMeをご選択頂く意味・価値

 

■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ(番外編)■

セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説 番外編

セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説 番外編その2